「書き直し」のガイド
- Masayuki MASUDA
- 21 時間前
- 読了時間: 2分
「レポート・論文をさらによくする「書き直し」ガイド」という本がある。
本書の切り口はとても面白い。
タイトルにあるように「書き直し」のガイドなので、修正前と修正後の例文があって、とてもわかりやすい。
著者のいうとおり自分の文章を見直していけば相当良くなるだろう。しかしそれ以前に、レポートでも論文でも書くのが一苦労なのだ。
多くの人ができれば書きたくないと思っている。なぜなら自分で言葉を生み出すのは本当に苦しい作業だからである。
しかも、せっかく苦労して書いてもたいした文章にならない。それだからこそ,いまの時代はAIに書いてもらう人がたくさんいる。
筆者はそのようなわたしたちに、以下のようなアドバイスで希望を与えてくれる。
①「問い」をしっかりと作って、それに対応する「答え」を書くようにする
②関連文献を読んで(自分の)立場をはっきりさせる
③曖昧な語句を具体的な語句に改めることで、独りよがりな文章から脱却する
④一つの文に一つの事柄を書く(一文一義)で、説得力のある文章にする
⑤接続表現を正しくすることで、論理展開を一貫性のあるものにする
これまで書き方の本はたくさん買ってきた。しかし、ただ本を読むだけは決して上手く書けるようにはなれない。
つらいけど、一生かかっても挑戦し続けるしかないというのが結論である。

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