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動機はいくつもあったほうがいい

  • 執筆者の写真: Masayuki MASUDA
    Masayuki MASUDA
  • 12月6日
  • 読了時間: 1分

おとなの小論文教室。の著者はベネッセコーポレーション小論文編集長を長く務めた人で、高校生の考える力・書く力の養成に尽力してきた。


「考えることはすなわち『問い』を発見することである」として、考える方法を教えてくれる。


「問い」を作ること自体は簡単なことではない。しかし、著者はその「問いのつくり方」そのものに言及してくれる。


たしかに、著者の本を2冊読んでみて、相当のトレーニングは必要だけれど、技術を磨いて熟練することで良い問いを生み出すことは可能に思えた。


ただ技術を磨くにせよ動機が必要だろう。その動機について著者は次のように言っている。


「動機が一つというのはいけない。動機はいくつもあったほうがいい。不純なものも含めて排除しない」


本書で紹介されているが、「いろいろな動機に支えられている学習者というのはなかなかくじけない」という主張もある(市川伸一著「学ぶ意欲の心理学」PHP新書)。


これを読んで自信がついた。動機がなんであろうと気にせずに、自分が成長するための推進力にすればいいのだと。


来年もがんばりたい。


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