読んでいない本について堂々と語る方法
- Masayuki MASUDA
- 3 日前
- 読了時間: 2分
「読んでいない本について堂々と語る方法」は前から気になっていたが,ついに書店で立ち読みすることができた。
僕などは,もともと読むスピードも理解のスピードも遅くて,何度も返り読みしないと頭に入らないタイプだ。なので,たくさん読もうと思ったら,いちいち精読なんてしていられない。
だから気になるところだけ拾い読みして,自分勝手に理解するだけである。
本書の内容説明に,「テクストの細部にひきずられて自分を見失うことなく、その書物の位置づけを大づかみに捉える力こそ、「教養」の正体」とある。
僕のやり方だって負い目を感じる必要なんてまったくないということがわかった。
本書はどこが美味しいところだかまったくわからなかった。というか,難しくて理解ができなかったといったほうがいいだろう。
こういう場合は買って正面から向き合うか,このまま逃げるかどちらかである。
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内容(「BOOK」データベースより)
本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ―大胆不敵なテーゼをひっさげて、フランス文壇の鬼才が放つ世界的ベストセラー。ヴァレリー、エーコ、漱石など、古今東西の名作から読書をめぐるシーンをとりあげ、知識人たちがいかに鮮やかに「読んだふり」をやってのけたかを例証。テクストの細部にひきずられて自分を見失うことなく、その書物の位置づけを大づかみに捉える力こそ、「教養」の正体なのだ。そのコツさえ押さえれば、とっさのコメントも、レポートや小論文も、もう怖くない!すべての読書家必携の快著。





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