しつこさやあきらめの悪さが武器になる

日本語の言い換え事例がたくさん載っている本を読んだ。

たとえば，ちょっと棘のある言い方を柔らかく，幼稚な言い方を大人っぽく，普通の言い方をより魅力的に変えるのである。

言い換える技術が身につけば，人間関係や仕事にも良い影響が期待できる。

問題は７００語もある言い換え見本を，どのようにして自分のモノにするかである。

別の言葉でいえば，血肉にす

るということだろう。

たった７００語だがこれはかなり時間がかかるに違いない。

いま英単語１万語の血肉化に挑戦中だが，実際に何年かかるかわからない。

２年くらいで目途をつけたいと思っているがまったく自信がない。

とはいえ，どんなに高い山でもまずは取りついてみることが大事だと思っている。途中で挫折してもいいので，何度でも試みることができれば，もしかするといつか登頂できるかも知れないからだ。

そのように考えると，ある種のしつこさ，あきらめの悪さなどがやり遂げるうえで重要な要件になるかも知れない。

一般に，しつこい人やあきらめが悪い人などは警戒される。

しかし，他者に迷惑をかけない分野なら，その個人特性は大きな武器になるだろう。