ハイン 地の果ての祭典: 南米フエゴ諸島先住民セルクナムの生と死
7月19日
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本書「ハイン 地の果ての祭典: 南米フエゴ諸島先住民セルクナムの生と死」は,人間が定住した世界でもっとも南の地にあった一部族の祭典「ハイン」について書かれた本である。
どのくらい南かというと、南極大陸と1000キロも離れていないところである。
本書の前書きによると、ここに住む人々の存在は、1520年マゼランの世界周航によって初めて西洋社会に知
られた、そこからは先住民の悲しい末路がまっていた。
西洋人による虐殺や西洋から持ち込まれた伝染病も蔓延して大部分が命を落とした。とらえられて人食い族などといって見世物にされた者たちもいた。
島民は短期間のうちに絶滅への道をだとって、最後のセルクナム(島民)は1999年に絶えた。
ここには1832年に、かのダーウィンも訪れている。その感想はビーグル号航海記に記されているが、島民にたいするあからさまな嫌悪と侮蔑にショックを受けた。ダーウィンのようなおぼっちゃまには島民が同じ人間には見えなかったのだろう。
仕事にも関係ない、趣味でもない、そういう読書を続けられるようにしたいものである。





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