リサーチの基本としての「網羅と分類」
- Masayuki MASUDA
- 1月11日
- 読了時間: 2分
本書は,上手に調べ物ができるようになりたい,などと思っていたときに出会った本である。
著者はテレビの世界で数々のヒット作品を支えてきた、リサーチャーという職種の方である。そういう専門職種があったとは知らなかった。
テレビ業界,ヒット作品連発の・・・なんていうと、僕は信じるより先に反対に警戒して斜に構えてしまう。
しかし、へたくそな自分を何とかするには,多少怪しくてもそこから学びたいという気持ちが勝った。
著者はリサーチの基本として,「網羅と分類」であるとして,その網羅に欠かせない基本を5つあげている。
1.書籍、2.新聞、3.雑誌、4.インターネット、5.対人取材
この順番であたることが非常に重要なのだそうだ。
リサーチの質を上げるのも下げるのも,この網羅にかかっているそうで,網羅化する作業を脳内に情報地図を描くと表現している。
情報地図とは,調べたいこと(テーマ)の核を中心に,それにまつわる情報を配置したものだ。
情報地図は,シソーラスという考え方がもとになっている。シソーラスとは,言葉を同義語や意味上の類似関係,包含関係などによって分類した辞書,あるいはデータベースのことである(IT用語辞典バイナリ)。
著者があげている新人リサーチャーに伝える必読書は以下の三冊である。たまたますべて手元にあった。
・梅棹忠夫著「知的生産の技術」岩波新書
・立花隆著『「知」のソフトウエア』講談社現代新書
・松岡正剛著「知の編集術」講談社現代新書
上記は,親書で安いので全部あわせても3千円しないのではないか。大きなお金をかけずに学べるという意味で,本は最高にコスパがいい。

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