安易な「●●力」という表現に気をけよう
- Masayuki MASUDA
- 10月26日
- 読了時間: 1分
「元気な中堅企業の人材マネジメント」では、中堅企業におけるユニークで卓越した人材育成の取り組みがたくさん紹介されている。
たとえば、誰もが知る有名企業ではないが、月に一度の勉強会を何十年もやり続けることができる会社がある。
「時代の変化に押し流されずに、進化し続けるスキルがある」というのが、その会社の理念のひとつだそうだ。
短期業績主義とは反対の発想で社員教育に取り組んで、優れた技術者を多数育てている。
一方、本書では、口では能力主義を標榜しながら、また社員や応募者の能力不足をいいながら、「どの職場、どの職務、どの職位にどのような具体的な能力が必要なのか?」考えずにいる企業が多いと指摘する。
安易に「〇〇力」などといって、やたらと「力(りょく)」をつけて話を曖昧にしないように気をつけたい。





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