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純粋さゆえに誤解も受けやすい

  • 執筆者の写真: Masayuki MASUDA
    Masayuki MASUDA
  • 6 日前
  • 読了時間: 1分

OPACやオンラインデータベースが使えなかったのは誤算だったが、ほとんど人のいない図書館であれこれ本を手に取って読めたのはよかった。


そのなかで一冊だけ気楽に読めそうな本を借りてうちに帰った。今野浩著「すべて僕に任せてください」新潮社(2009)である。


読みやすかったのであっというまに読了した。


本書は、革新的金融システムを生み出すために、それこそ命を削って働いて早世した天才エンジニアの半生を、本人の上司でもあった著者が書いたものだ。


この天才エンジニアは、日曜日を除いて朝の10時から夜の12時まで研究室にこもって年間4000時間勉強するバケモノだったそうだ。


才能のある人間が、尋常ならざる努力をするのだから恐ろしい。本書には「若くして国際的に高い評価を得た」とあった。


純粋さゆえに誤解も受けやすくたくさん敵も作ったが、愛すべき個性で味方もいた。


残念なことに、読んでもわからない論文を別にすると、一般書などは残されていないので、天才の思考を垣間見ることはできない。


が、いまも同じ場所にあるキャンパスで、主人公の息遣いを感じとることはできるかも知れない。


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