「夢と金」-優れたマーケーター兼クリエイターからの学び
- Masayuki MASUDA
- 2024年3月9日
- 読了時間: 2分
芸能人や著名人の書く本のなかには、あまり面白くないけれどベストセラーになるものがある。
本書もそうした類ではないかと懐疑的に見ていたが、アマゾンのレビューの高さに偽りはなかった。
本書を読み終えて、著者は極めて優れたマーケーターであり、クリエイターでもあることがよくわかった。
とにかく商品やサービスの本質を理解して、その理路を定式化するのが秀逸なのである。
「なるほど!そういうことか」、と心が動いたところはたくさんがあったが、一つだけ紹介する。
「認知」と「人気」は比例関係にないという。ファンをつくるうえで大切なことは、伸びしろならぬ「応援シロ」を作る必要があるそうだ。
これは「応援シロ=目的地-現在地」という式になる。この応援シロがないとファンは生まれないのだという。
かつて、著書のコンビは東京ドーム公演のチケットがあっという間に売れるほど人気があった。
しかし、テレビに出て認知されるにつれてチケットは売れなくなったそうだ。すなわち、ファンは応援する「伸びシロ」を感じられなくなったのである。
したがって、クラウドファンディングなどでも、伸びシロを見せたほうがいいらしい。
目的地(目標金額)と現在地(現在の支援総額)がはっきり出て、あとどれくらい応援が必要なのか?、目でみてわかるようにしたほうがいいと書いてあった。
やはり深く物事を考えている人は違う。大いに勉強になった。

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