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リスキリングが難しい理由

  • 執筆者の写真: Masayuki MASUDA
    Masayuki MASUDA
  • 6月7日
  • 読了時間: 2分

生まれてはじめて定額学びたい放題の講座で学んでいる。


学んでいるといっても,せいぜい毎日20分である。以前から続けている英単語の勉強もあるのでそれほど時間も取れない。そもそも集中力も続かないので極めて短時間の学習である。


月々わずか数千円で,一流の先生たちが教えてくれる。わからないところは,何度でも止めてノートにメモしながら学べるのである。僕はサービスの機能を使いこなさせていないが,オンラインコミュニティもあって,質問なども自由にできる。


しかし,どれほど素晴らしい講座であって,僕自身がどこまで続くかはわからない。だが,もし3年くらい続いたら相当な力がつくとは思う。


これも一緒のリスキリングだと思う。しかし不思議なのは,世の中で「リスキルリングできた」という人の話をほとんど聞かないのはなぜだろうか。


多くは継続が困難であるということがある。ある研究によると,実務レベルでスキルを身につけようと思ったら100~300時間かかるという。僕にあてはめると,仕事以外での学習時間は1日20分くらいなので300日から900日はかかる。


ある公開データによると,100日以上継続できるのはわずか4%で,200日以上継続できるのは1~2%と推計されるそうだ。「リスキルできた」という人の話をほとんど聞かないのは,こうした理由が考えられる。


年齢にかかわらず,リスキリングで新しい仕事に移行しようといっても簡単ではない。とにかく時間がかかるし,習慣化がとても難しいのである。


若者が有利なのは体力があることだろう。体力があれば,僕のように一日20分ではなく1時間できる。そうすれば取り組む期間は1/3になる。


なので,若いうちに取り組むのがいい,というのは一定程度いえるだろう。しかし,中高年だって若者の3倍かければ同じ効果が得られる。


上手に習慣化して実力を養って,自らのキヤリアをより充実したものにしたいと思う。

 
 
 

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