もっと勉強しておけばよかったと後悔する理由
- Masayuki MASUDA
- 2024年12月14日
- 読了時間: 2分
溝上慎一著「大学生の学び・入門: 大学での勉強は役に立つ!」を読んだ。 著者は,大学での学びについて,そもそも授業に出るだけで,将来必要だと思われる知識が得られたり,そこで教えられることが将来につながると感じたりするようになると考えるのは傲慢だと主張する。
将来に役立つ,つながると感じられるようになるためには,日常生活のなかでの不断の努力と習慣化が必要なのだそうだ。
つまり,自分は何に興味,関心があって,それについて何を考えていて,何を知っていて何を知らないのか,という思考の習慣と習得が必要なのだ。
そう考えると,社会人になって経験を重ねると,大学における学びの意義がよく理解できるようになって,「もっと勉強しておけばよかった」などと後悔する人が出てくる理由がよくわかる。
なぜなら,社会人は仕事のなかでさまざまな問題に向き合い,それについて深く考えたり悩んだりする。そこで自分の知識不足や能力不足を痛感することがあるからである。
本書では,上記のような学びの認識編に続いて,学びの行動編として,日々の大学生活のなかで忍耐強く勉強するために必要な「生活フォームの確立」「読書」「勉強会・自主ゼミ」「課題・発表」が紹介されている。
これらは,われわれ社会人にも大いに参考になる内容である。興味のある方はご一読をおすすめする。

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