サラリーマンの居酒屋談義にならないように技術を身につける
- Masayuki MASUDA
- 2024年1月6日
- 読了時間: 1分
かつての日本の社会科学研究は外国人研究者に酷評されていた。日本の研究は,実証研究への関心も乏しく,見るべきものがほとんどないというのが理由である。
こうした批判をしたのは,日本的経営について先駆的な研究書を書いたジェームズ ・C.アベグレンである。アベグレンは、日本の経営の特徴が「終身雇用」「年功序列」「企業別組合」にあると最初に看破した人物である。
しかし,日本の研究を批判したのはアベグレンだけではなかった。日本を代表する学者も「この国では綿密な実態調査を抜きにした,新聞の社説風の大局論があまりに幅をきかせていたのではないか」と指摘している。
そういえば大学院の恩師も口癖のように「現実を丹念に調べて書け。サラリーマンの居酒屋談義になっていけない」と注意してくれた。
なので、ろくに実態を調べもせず適当なことを言わないようにしたい。さもないと師匠から「君の発言は居酒屋談義の域を出ない」と指摘を受けるはめになる。
しかし、実態を調べるにしても、さらに調べたことを書くにしても技術がいる。遊んでいても自然には身につかない。ぜひ流行のリスキリングでこうした技術を身につけたいところである。

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