何事にもオモテとウラがある
- Masayuki MASUDA
- 12 時間前
- 読了時間: 1分
伝説や昔話に現れた「異人殺し」について論じている「異人論」を読んだ。
異人とは,民俗社会の外部に住み,さまざまな機会を通じて定住民と接触する人々をいう。たとえば,六部や座頭,山伏,巫女などである。
筆者は,いつの時代も異人は,歓待もされたし排除もされたに違いないという。
日本の民俗社会(ムラ社会)における異人観や異人との交渉の研究を行ってきたのは民俗学である。
その民俗学では,どちらかといえば異人関係史のうち,好ましい側面(つまり歓待されたほう)を取り上げる傾向があるが,忌まわしい側面もあるということを常に想起する必要があるとしている。
何事にもオモテとウラがある。このようなあたり前のことを本書から学んだ。

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