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偉業を成し遂げて有名になった者の困難を知る

  • 執筆者の写真: Masayuki MASUDA
    Masayuki MASUDA
  • 2024年12月21日
  • 読了時間: 2分

400ページあまりの分厚いスポーツノンフィクションだった。本を最初から最後まで読むことは稀だが、この本は最後のひと文字まで味わった。


本書の主人公である香田監督が駒大苫小牧を率いて、2004-2005と夏の甲子園を二連覇し、あっと一歩で前人未到の三連覇を達成しかけたのは本当に驚いた。


僕のおどろきは、雪のハンデがある北海道のチームがという以上に、この若手監督のどこにそんな力があるのかということだった。


ただ、そのすごい監督さんが、気がついたら同校を離れていた。なぜそんな大功労者が、偉業から間もなく高校野球界から去っていったのか不思議に思っていた。


その背景には、誰も成し得なかったことを30代半ばの若手監督がやってのけた、偉業を成し遂げて有名になった人間ならではの困難があった。 周囲の狂騒も半端ではないし、知らないところで妬まれ、足を引っ張られるなんてことは日常茶飯事だったろう。本書を読んでよくわかった。


そんななかで、監督はときには精神を病みながらもよくやってきたと思う。本当に頭が下がるし、監督のお人柄にもとても惹かれるものがあった。


生きているうちに香田監督が再び高校野球の現場で指揮をとる姿を見たいものだと思ったが,香田監督はその後社会人野球に活躍の場を移した。


そして現在は,母校駒澤大学の監督に就任して,また学生野球の世界に戻ってきた。監督の手腕に注目している。




 
 
 

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