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  • 執筆者の写真Masayuki MASUDA

管理者が率先して学ぶ組織の見分け方

いまから10年ほど前に「大学新入生に薦める101冊の本 新版」という本を読んだ。すでに絶版のようで残念だが、程度のよい中古本が安く買える。


すでに持っているものあったが、文中で紹介されていたたなから新たに10冊くらい購入した。


それらは、とても10代の若者たちが好みそうな類いの本ではなかったが、いずれも読みごたえがあって、今でも大切にしている本ばかりだ。


本書は広島大学によって編集されたものだが、こういう仕事ができる組織は魅力的である。大学教員は、本を読むのが仕事のようなものだから、選書そのものはさほど難しくないだろう。


たとえば会社などでも、管理者たちが若手社員たちに向けてブックガイドを作ってはどうだろうか。上司や先輩が日常的に本を読んで学んでいることを示せて良いかも知れない。


反対に、日ごろから読書の習慣がないと、おすすめする本を探すのも難しくなる。管理的立場にいる者たちが、率先して学ぶ組織かどうかを見極めることができる。


自分が若手として働くななら、知的に成熟した管理者たちが集って意思決定が行われている組織がいい。そうしたところで自ら成長したいと思うからである。





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