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  • 執筆者の写真Masayuki MASUDA

絶望の反対はユーモア

ある本で「絶望」の反対は「希望」ではなく、「ユーモア」とあった。

したがって。ユーモアのあるメッセージが発信できれば、絶望の淵にある人にも手を差し伸べられるのである。


本書は、卓球地獄にはまった著者が、ユーモアや皮肉を交えて、深くておもしろい卓球の世界にいざなってくれる。


とくに卓球にはまった人物たちの評価が秀逸であった。僕は電車で移動中に読んだが、思わず笑ってしまうので、かみ殺すのに必死だった。


ボロカスに貶しながらも愛がある。僕は卓球の経験はないが、本書を読んで笑いが止まらなかった。


こういうエッセイが書けるようになったらどんなに素敵だろう。ユーモアのある文章で読み手を笑わせて、小さなを悩みなど忘れさせてしまう威力がある。


「近頃、腹の底から笑ってないなあ」と思う向きは、ぜひ本書を手にとってほしい。





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