計算方法を覚えてみる
- Masayuki MASUDA
- 6月21日
- 読了時間: 2分
僕はほとんど野球をみないので当然詳しくもないのだが、防御率とかクオリティスタート(QS)とかいう投手の評価法があることは知っていた。
ただ、それらがどのような計算に基づいているのかは知らなかった。
「勝てる野球の統計学-セイバーメトリクス」を読んではじめて知った。
防御率は、自責点を投球回数で割って9を掛けた値で、自責点とは、安打や四死球などで出塁した走者が得点したときにカウントされるものとあった。野球に詳しい人には当たり前だろうが、僕は初めて知った。
よくメジャーリーグなんかで言われるQSは、先発で6回以上登板して、自責点3点以下に抑えた際に記録されるものとある。
この6回自責点3の根拠は諸説あるらしい。防御率に換算すると4.5だから、あまり良い評価とはいえない。
しかし、プロ野球の1試合の平均得点が4点であることを考えると、勝ち負けの分岐点になるので、基準としては妥当なのだそうだ。こうした話は,よほど野球好きでもない限り話題にならないだろう。
それでは偏差値という言葉はどうだろう。進学の節目で受験を経験した人は一定程度気にしたはずである。また、受験生の親にでもなると、自分のことではないがとても気になったりする。
だがそのわりに、偏差値の正しい意味も算出の方法もわかっていない人が大半ではないか。普通はいちいち調べないだろうから、本でも読んだついでに計算方法を覚えておいても悪くない。
ちなみに僕自身も、最近になって摂氏(℃)から華氏(℉)への計算方法を初めて知った次第である。

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