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No Attack No Chance
かつて元F1レーサーの鈴木亜久里さんが立ち上げた、チームスーパーアグリというF1チームが存在していたことをご存知だろうか。 チームスーパーアグリは、ヒトも、カネも、時間もなにもかもが不足するなかで、果敢にF1に売って出た勇気あるチャレンジャーだった。経営学的にいえば無謀なチ...
Masayuki MASUDA
2024年5月18日読了時間: 1分


子育てとは「心配を信頼に変える旅」
たまたまテレビで著者の成田奈緒子先生を見る機会があり、その際の子育てアドバイスがとても刺さったので、著作「高学歴親という病」を手にとった。 大学教員で医師でもある成田先生は、子育て支援事業「アクシス」を主宰して、たくさんの親子を支援してきた。...
Masayuki MASUDA
2024年5月11日読了時間: 2分


知の巨人から学ぶ
前立命館APU学長である出口治明先生は現代の知の巨人だと思っている。 これまで先生の本はたくさん読んできたが、今回久しぶりに出口先生の「早く正しく決める技術」を読んだ。 先生は、正しく決めるために「どちらのほうがベネフィットが高いか」で選ぶことを主張する。しかし、正しく決め...
Masayuki MASUDA
2024年5月4日読了時間: 2分


大人の教養を身につける
「哲学」こそ大人の教養としてぴったりな学問だろう。でも実は多くの人がその難しさに挫折した経験がある。 しかし時代は変わって、その難しい「哲学」をわかりやすく解説してくれている良書が世の中には結構ある。 NHK出版 学びのきほん 「哲学のはじまり」は、まさにそんな本である。...
Masayuki MASUDA
2024年4月27日読了時間: 2分


ジョブ型vsメンバーシップ型
学者や研究機関にいる専門家らによって書かれた「ジョブ型vsメンバーシップ型」論に関する書籍を紹介したい。 清家 篤・濱口 桂一郎ほか著「ジョブ型vsメンバーシップ型」(2022)中央経済社 本書で第2章を執筆した濱口桂一郎氏(労働経済研究・研修機構所長)の記述がとくに勉強に...
Masayuki MASUDA
2024年4月21日読了時間: 2分


「健康な不安定」が「治る」ということ
かつて取り組んでいた研究で課題があり、日々悶々とし何年も過ごした時期があった。その時期に、とりあえず大きな書店にでも行って、何かヒントになるような本がないかとさまよった。 大型書店は、さまざまな学問領域の本が揃っていて、異なる分野を簡単に行き来できるところがよかった。...
Masayuki MASUDA
2024年4月13日読了時間: 2分


AIの進歩で英語学習の意義は変わるか
読書の記録を読むと7年前は、「英語論文を読みこなす技術」を読んでいた。 何とかして英語論文を読みこなせるようにようになりたい、という一心でがんばっていた。 そもそも学術論文のようなものは、日本語で読んでもよく理解できないことが多いのに、英語で読めるはずもなかった。とはいえ、...
Masayuki MASUDA
2024年4月6日読了時間: 1分


他人に合った本のおすすめは難しい
僕がよく本を読んでいると知ると、人によっては「お勧めはなんですかね」と聞かれることがある。 僕は本を買うことくらいしか趣味がないので、知らないうちに他の方を読書の話題に引っ張りこんでいるせいだろう。 実はこの質問にたいする答えはかなり難しい。相手の好みや、それまでの読書歴な...
Masayuki MASUDA
2024年3月30日読了時間: 1分


絶望の反対はユーモア
ある本で「絶望」の反対は「希望」ではなく、「ユーモア」とあった。 したがって。ユーモアのあるメッセージが発信できれば、絶望の淵にある人にも手を差し伸べられるのである。 本書は、卓球地獄にはまった著者が、ユーモアや皮肉を交えて、深くておもしろい卓球の世界にいざなってくれる。...
Masayuki MASUDA
2024年3月23日読了時間: 1分
Masayuki MASUDA
2024年3月16日読了時間: 0分


「夢と金」-優れたマーケーター兼クリエイターからの学び
芸能人や著名人の書く本のなかには、あまり面白くないけれどベストセラーになるものがある。 本書もそうした類ではないかと懐疑的に見ていたが、アマゾンのレビューの高さに偽りはなかった。 本書を読み終えて、著者は極めて優れたマーケーターであり、クリエイターでもあることがよくわかった...
Masayuki MASUDA
2024年3月9日読了時間: 2分


努力至上主義や精神論に陥らないように
ロングセラーの古典で名著ともいえる『失敗の本質』という本がある。 その本の内容を整理して、とても読みやすく解説している本が、鈴木博毅著「「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ」(2012)ダイヤモンド社である。...
Masayuki MASUDA
2024年3月1日読了時間: 2分


ひとの学びを阻害するプライドの正体
大学生が授業に出席しない理由のなかには,授業に出席してしまうと,「他人よりもガンバらないと知識を修得できないヤツ」であることがバレてしまうから,というのがあるらしい(橋本努,2013) なので,学問をすると,自分のプライドが傷つけられると考えており,だから授業にはあまり参加...
Masayuki MASUDA
2024年2月22日読了時間: 1分


がんばり過ぎないこと,手間を省くことは悪ではない
わたしたちの周囲にも,日々全力で仕事に取り組んで,決して手を抜かずに家庭のこともしている人たちはたくさんいる。とても立派である。 しかし,そのような生き方が本人にとってどのくらい大きな負担になって,心理的にもストレスがかかっているのかは計り知れない。とても心配になる。...
Masayuki MASUDA
2024年2月17日読了時間: 2分


現場をストレスから解き放って成果を上げる
科学的なデータをもとに時間術について整理された本を読んだ。 鈴木祐著「YOUR TIME ユア・タイム: 4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術」 いくつか面白かったところを備忘録として記録しておきたい。...
Masayuki MASUDA
2024年2月10日読了時間: 2分


「空気」を読まないで発言できる組織風土が重要
15年ぶりくらいに山本七平先生の本を読んでいる。山本先生は「空気の研究」の著者で有名なのでご存知の方も多いだろう。 山本先生は,帝国陸軍の下級将校として招集された経験から,「日本には誰でもないのに誰よりも強い「空気」というものが存在し、人々の行動を規定している」と看破した慧...
Masayuki MASUDA
2024年2月3日読了時間: 2分


すぐに役立つものばかりに飛びつかないようにする
最近はすぐに役に立ちそうな本ばかり読んでいて,大いに反省している。 時間やコストに見合うパフォーマンスを求める風潮とまったく同じである。 時間もお金も有限なので,それに見合うかどうかを考えるのは当たり前のことではある。 とはいえ,本当に意味があるかどうかはすぐにはわからない...
Masayuki MASUDA
2024年1月27日読了時間: 1分


得意技を伸ばすか,苦手を克服するか
僕はどちらかという苦手なことを克服するほうに力が入るタイプである。人間は得意なことに取り組むのがいい,という意見が多いとは思う。 しかし,苦手なことを克服したときに見える風景というのは,なんとも言えなものがあるのである。...
Masayuki MASUDA
2024年1月20日読了時間: 1分


深く物事を考えらえるようになるために
世間で売れている本のタイトルに,「賢い人が・・・している」や「頭の良い人の・・・」という言葉が入っているものが目につく。潜在的にそうしたものへの憧れがあるのだろうか。 それではどうしたらいいのか。 植原亮著「遅考術」(2022)ダイヤモンド社によれば,「気をつけないと間違え...
Masayuki MASUDA
2024年1月13日読了時間: 1分


サラリーマンの居酒屋談義にならないように技術を身につける
かつての日本の社会科学研究は外国人研究者に酷評されていた。日本の研究は,実証研究への関心も乏しく,見るべきものがほとんどないというのが理由である。 こうした批判をしたのは,日本的経営について先駆的な研究書を書いたジェームズ...
Masayuki MASUDA
2024年1月6日読了時間: 1分
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